愛着障害のさまざまなタイプとその対策

あなたの周りに困った人がいませんか?権威権力を傘にきて、または、地位や立場を利用して、他人に、自分の命令に従わせようとする人。他人を、自分の支配下に置こうとし、自分の思い通りに他人をコントロールしたがる人。 あれとって、これとってきて、という雑用を言いつけるような小さなことから、俺の言うことを聞かないとどうなるかわかってるか?というような脅しまがいのようなことまで、命令者の意に従わなければ不機嫌をおこす、暴れる、暴言を吐く、脅すなど。

周りの人はたった一人の愛着障害の人に振り回され大層な迷惑

いつ、どのような場面でも、誰に対してもそのように振る舞うのかといえば、多くの場合、そのような人は、世間を目の前にして、そのような態度を表には出しません。むしろ、人当たりがよく 好印象な人として振る舞うことが多いです。ところが 私生活に戻った時、あるいは家族に対して、あるいは恋人に対して、強圧的な 態度で振る舞い、自分の思いを通し、相手を自分の意のままにコントロールしようとするのです。全て自分の命令に従え!という感じです。これは、愛着障害の人にしばしば見られる現象です。

なぜその人はそういう行動パターンになるのか?

原因はいろいろはあると思いますが、ひとつは、性格的な問題。わがままに育ったために、自分の我を押さえることができず、周りの人に気遣いをして自分のことは我慢するという訓練が足りない場合。自分が他人から我儘な人だね、という認識をされていることも知らずに過ごしている場合もあるし、我儘がなぜ悪いの?我儘でよいのだ。と思っている場合もあります。ふたつめは、過去に、誰かに威圧的に命令することによって自分が得られた結果が成功体験であったとき、その成功事例によって、威圧的な態度が、自分に成功をもたらすと認識してしまい、その後ずっと威圧的な態度をとっている場合。最後は、家族だから言っても良い。家族に対してだからどのように振る舞っても良い。自分のわがままは、家族なら受け止めるべきだ。といったような「甘え」の気持ちを無意識に持ってしまっているがゆえにそのような横暴な行動パターンを繰り返してしまう場合。部下だから、後輩だから、などの言葉に置き換えられる場合もあります。この場合に関していうと、愛着障害、未解決愛着スタイルと呼ばれる傾向を持つ人かもしれません。

愛着障害の不安型、両価型に相応する人は素直に甘えるという行動がとれない

自分の気持ちとは逆の行動をとってしまいます。抱っこしてほしいのにわざと拒否する、相手を攻撃する、相手を困らせるなどの行動に走るのです。自分の一番大切な人、自分が愛している人が、自分の思い通りにならない場合、例えば、小さい子供が駄々をこねるが如く、大人になっても、だたをこねたり、すねたりと、自分の意に反する言動をとることで、相手の注意を引き、気持ちを引きつけ、あるいは困らせて、相手が困窮している姿を見て、自分が相手の自由を奪えた、あるいは、相手も満足な結果は得られなかったと溜飲を下げているのです。仕返しをしてやったぞ。自分の思い通りに相手を動かしてやったぞ。と一時的に自分の気持ちを落ち着けているわけです。本来であれば、幼い頃にそのような行動パターンを取っていたとしても、大人になるにつれ、対人コミュニケーション能力も上がり、常識的に振る舞えるようになるので、多くの場合は、大人はそのようなことはしません。

愛着障害、未解決愛着スタイルを持っている人

大人になっても、一番頼りにしている人に対して、思い通りに動いてくれない場合に相手を困らせ、 相手を振り回す言動に走る場合が非常に多いです。このような人を恋愛対象に選んだ場合、恋愛中にもめることが多いであろうし、相手は離れていきます。他人を振り回しても自分は何も得られず、相手の人が 迷惑し、離れていくだけだということを本来ならわからないといけないのですが。自分の姿が見えない人は多いですね。愛着障害はどうすれば改善するのでしょうか?それは、心の安全基地となり得る人が、しっかりと問題のその人を受け止めてあげ、支えてあげ、愛情を伝えていくことに他なりません。愛情と時間がかかるものなのです。問題のその人の、心の安全基地となり得ない他人は、いずれ、その人と物理的に距離をとって離れていく結果となることでしょう。

あわせて読みたい関連記事: